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過去の活動報告

愛知セラマネ委員会

情報共有会

2023.5.18(thu)
​鵜飼リハビリテーション病院にて

 愛知回復期の会セラピストマネジャー委員会主催の「情報共有会」を鵜飼リハビリテーション病院で開催しました。今回は現地とオンラインとのハイブリット形式で開催しましたが、運営委員を含めて39施設、51名の方々にご参集いただけました。本委員会のこれまでの活動実績や、今年度に企画している各種研修会を説明させていただき、多くの施設様にご興味を持っていただくことができたのではないかと思います。また、参加された皆様の施設での困りごとなども聴取させていただいた内容を、今後の活動に活かしていきたいと思います。

 今後の研修会に多くの方々がご参加いただければと思います。 

愛知セラマネ委員会
愛知セラマネ委員会

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第1回​
セラピスト10か条研修

2023.6.14(Wed)​  zoomにて

愛知セラマネ委員会

 今年度より始まったセラピスト10か条研修、全5回の第1回が開催されました。参加者は45名、ファシリテーターは9名と多くのセラピストに参加頂けました。今回は第2条「心身機能の改善を図ろう」について、事前課題でチェックリストを用いて自施設の状況を確認してもらい、当日はミニ講義とディスカッションを実施、ディスカッションでは事前課題を参加者同士で共有してもらいました。1時間という短い時間でしたが、研修会全体を通して、参加者からは施設ごとの取り組み方法の違いや、システムとして当たり前に行っていたことの理由に気付いた、新たな視点を施設で取り組んでみたいなど、翌日以降の業務に繋がる感想を聞くことができました。次回も楽しい研修となるように進めていきます。

 各回参加者募集を行っています。是非ご参加ください。

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愛知セラマネ委員会

第2回​
セラピスト10か条研修

2023.8.2(Wed)​  zoomにて

愛知セラマネ委員会

2023年8月2日(水)18:10~19:10の1時間で、第2回10か条研修会を実施しました。受講者35名、ファシリテーター7名に参加頂けました。今回は、第3条「生活場面でのADL向上を促進しよう」という内容で、前回同様、ミニ講義とディスカッションを実施しました。

 ADL向上は、どの回復期病棟でも非常に重要な部分を担っており、患者様も何とか自分で出来る事を増やしたいという希望も多く聞かれます。セラピストが関わる時間帯は日中が多いですが、患者様の生活は24時間で考える必要があり、看護師・介護士等と協力しながらどの時間帯でもADL向上を目指す必要があります。各回復期病棟で、どのように工夫してADL向上に向けた取り組みを実施しているのか、他施設のセラピストと情報交換し状況を知ることができた事は非常に有意義であったかと思います。

 研修会後にアンケートも取らせて頂きましたので、以下に添付致します。

 

 次回は、2023年10月4日(水)に第4条「ADLの獲得に向けて適切な装具・車椅子・福祉用具を導入しよう」が開催予定です。皆様、奮ってご参加下さい。

愛知セラマネ委員会
愛知セラマネ委員会

2023年度
セラマネ基礎研修

2023.9.3(sun)​ 現地開催

愛知セラマネ委員会

  2022年9月3日 9:00~12:00の3時間で、2023年度セラマネ基礎研修を開催しました。4年ぶりの現地開催となり、受講者は32名、ファシリテーター10名の方に参加して頂きました。

 今年度は、多くの施設で悩みながら取り組んでいる「教育」をテーマでした。対象は現リーダー・次期リーダー候補とし、内容は実践報告・シンポジウム・グループワークの3本柱で実施しました。

  実践報告とシンポジウムでは3名の愛知県内のセラマネが発表し、教育をする上で「どんな仲間と一緒に働きたいか?」「どんな人材になってほしいか?」という考えや、実際の教育に関する業務改善で気を付けていることなどのポイントを聞くことができたと思います。

グループワークでは事前課題として、自施設の教育の強み・弱み、教育の課題、取り組むべき課題を考えてきてもらいました。事前課題をもとに参加者の施設の教育で困っている事や取り組みを聞き、自施設の状況や取り組み内容に対する気づきが得られたのではないかと思います。

 研修後にアンケートを取らせて頂いたので、添付させて頂きます。

    来年度もセラマネ基礎研修は継続予定です。

愛知セラマネ委員会
愛知セラマネ委員会

セラマネ対象
​第1回公開討論会

2023.11.2(thu)​ zoomにて

  今年初めての企画となりましたセラマネ対象公開討論会の第1回を開催することが出来ました。

セラマネは幅広い視点で病棟マネジメントを行うことが求められています。ですが、他の職種の専門性を理解しマネジメントすることは容易ではありません。公開討論会ではPTOTSTの専門性を軸に各職種のシンポジストが自職種の専門性と多職種との連携を議論する場です。

 第1回は回復期リハビリテーション病棟協会が制定しているPTOTST5か条を切り口に議論が行われました。多職種いても実際は変に偏った思考になっていたり、他職種と同じことを行っている事など多くある事だと再認識しました。回復期リハビリテーション病棟でPTOTSTが配置されているからこそ、各職種の専門性を明確とすることで多職種との連携が可能となり、患者への関わりの質が向上する可能性があることが理解できました。

 お互いが連携・協働しながら行うことは話し合いをさらにしていく必要があります。公開討論会では第2回は認知能力を、第3回は患者の主体性を軸に各職種が議論していきます。是非この機会をご活用ください。

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第3回
セラピスト10か条研修

2023.10.4(wed)​ zoomにて

 第3回は〜ADL獲得に向けて適切な装具・車椅子・福祉用具を導入しよう〜でした。職種によって視点が異なる内容化と感じていましたが、各施設での取り組み、福祉機器の管理方法など幅広くとても参考になるディスカッションとなりました。チェック項目を見ていくと単に活用することだけでなく、予後予測を含めた導入や、医師や業者などとの情報交換等、施設ごとで流れや取り入れ方の違いがありました​。また福祉用具などは近年様々な新しいものが増えてきている状況を知り、他の施設がどのように最新の知見を得ようとしているのか等もとても関心の高い内容もきくことが出来ました。患者さんにとっての環境調整するためには準備が重要だということにも気が付けた研修でした。

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​セラマネ
スキルアップ研修

前期2023.5.21(Sun)​ 

後期2023.10.29(Sun)​ zoomにて

  セラマネ取得後に学んだことを実際の業務に結びつけることを目的に、5名のセラマネが6月の業務改善に向けた計画の立案を行い、3ヶ月間の取り組み成果に関しての報告を行いました。取り組みは発表者に対して、愛知県内の他施設の先輩セラマネがファシリテーターが付き、一緒に検討してきました。

 様々なテーマでの業務改善がありましたが、参加者の意見として、したい活動を形にしていくことは1人では難しい作業ですが、それを他院のセラマネがファシリテートすることは、いろいろなしがらみを気にせず、純粋にしたいことを形にできるメリットや、多くのセラマネの方とお話し、交流ができる機会としても非常に貴重な経験となったなど前向きな感想を聞くことが出来ました。

地域包括ケアにおける
​リハビリテーション戦略を考える勉強会

2023.11.15(wed)​ zoomにて

 今年は回復期リハビリテーション病棟を持っている法人がいかにして地域に入っていくかという視点で3人の発表者が取り組んでいる内容を伝達して頂きました。病院は地域へ踏み出すことへ躊躇してしまいがちですが、地域から見ると病院は敷居が高く見られている状況を理解できました。その中で、病院が地域に出ていくこと、行政や地域と一緒に考えることで、リハビリが担える事が多くあるということ、実際にどのような取り組みをしているかを提示して頂きました。回復期リハビリテーション病棟で働くスタッフは、退院された患者様の人生を見守る事も考え、地域に出て動いていく必要性を理解できました。

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​看護介護士    セラピスト合同研修

2023.12.9(Sat)​ zoomにて

 愛知回復期の会の認定看護委員会とセラマネ委員会の合同研修である研修会が今回で4回目の実施となりました。 研修での事例を通して、退院後に向けて多職種の視点を合わせてADLを自立すること、また参加の実現に向けて関わることに対して議論をすることが出来ました。近年の回復期リハビリテーション病棟では退院後生活に向けた視点が必要ということを盛んに議論されています。実際、開催当初は職種内での活動をいかに多職種へ向け発信し、受け取るかということが議論の中心でしたが、4回目となる今回は参加した施設の多くが組織として多職種との情報共有はシステム化し取り組んでおり、また、患者さんが地域、住み慣れた場所に変えることにむけて議論されている事を感じることが出来ました。各職種の視点を合わせることでICF全体を網羅して考え関わる事ができると実感できた研修になったと感じています。

第2回
セラマネ対象 公開討論会

セラマネは認知能力をどのように扱うか CBAを用いて

2023.12.14(thu)​ zoomにて

第2回公開討論会では、認知能力を軸に討論を進めてきました。患者の認知能力を捉えることの奥深さ、また状態にあわせた関わり方など職種ごとに考えている事の違いがある事を理解することが出来ました。考え方は違ってもどの職種も患者さんの生活や活動に向けて関わるといったアプローチの方向性は一緒であり、PTOTSTのそれぞれの視点を共有することで、患者さんの生活をしっかりそこ上げし、質を高めることに寄与できること、また各職種の可能性を垣間見ることが出来た​討論会となったと思います。

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第3回
セラマネ対象 公開討論会

セラマネは患者の主体性をどのように促すか OPAT6を用いて

2024.1.11(thu)​ zoomにて

第3回公開討論会では、回復期リハビリテーション病棟においてPTOTSTがそれぞれどのように患者に関わる事で主体性が促進できるかという点で議論を行いました。PTOTSTは各職で専門性がありますが、関わりの中で、患者さんがどのように現状を捉え、現状や今後に対する思いを把握するかという点はリハビリテーション職として必要な視点であることが理解できたかと思います。またその上で、作業療法士が患者さんの作業をいかに把握するか、どのように実現できるかと言った視点でICFと同様な項目が置かれているOPAT6を扱うことで、全体像を把握し、主体性をより促進させるポイントであり、また、多職種にとっても視点を共有されやすいことが提示されました。

 PTOTSTがそれぞれ患者の思いを実現するために、生活レベルを上げて、生活の質を拡げるかを話し合い、検討することの重要性に気づくことができました。

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愛知PTOTST連携を
考える討論会

2024.1.13(sat)​ 

現地+zoom ハイブリッド開催

愛知PTOTST連携を考える討論会では、社会状況の中で障害を抱え生活していく時代に突入してきており、リハビリテーション職が疾患障害に向き合うだけでなく、社会復帰を含めて検討していく必要性が出てきています。

討論会では各職種が抱いている課題も考えながら回復期~生活期のスタッフがPTOTSTそれぞれの専門性がどこにあるのかを提示した後に、それぞれがどのように連携していく必要があるのか検討しました。理想と現実のギャップはまだあります。回復期では、人がそろっているが本当の連携ができているのか、また生活期では、各職種がいない中どのように他の職種の視点を捉えて支援していくか、連携の実際についても次回以降で検討を続けていく予定となりました。引き続きのご参加、お願いします。

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